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 ビザンツ史に興味のある労働者によるブログです。月1回ぐらいのペースで自分なりに読んで面白かった史料を訳したり、文献を紹介したりしていければと思っています。内容については可能な範囲で正確を期するつもりですが、間違いや自信のない箇所もどうしても出てきてしまっています。ご指摘があれば検討の上修正を加えたいと思いますので、ご遠慮なくお問い合わせください。これまでに書いた記事の一覧は以下の通りです。

ケカリトメネ修道院規約 試訳

アンナ・コムネナが後半生を過ごした屋敷のあった修道院の規約です。

第3条(保護者)
第4条(皇族・貴族の修道女)
第17条(訪問者)
第18条(役職者の任命)
第29条(門番)
第74条(外部からの視線の排除)
第79条(エイレーネーとその子孫の住居)
第80条(保護者・追加規定)

底本:P. Gautier (ed.), "Le typikon de la Théotokos Kécharitôménè," Revue des études byzantines 43, 1985, pp. 5-165.
英訳(参考):R. Jordan, "Kecharitomene: Typikon of Empress Irene Doukaina Komnene for the Convent of the Mother of God Kecharitomene in Constantinople" in J. Thomas, A. C. Hero (eds.), Byzantine Monastic Foundation Documents: A Complete Translation of the Surviving Founders' Typika and Testaments, Washington, D. C., 2000, pp. 649-724. 

 

文献紹介

L. Neville, Anna Komnene: The Life and Work of a Medieval Historian, New York, 2016.

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佐藤二葉『アンナ・コムネナ』第1巻刊行
佐藤二葉『アンナ・コムネナ』第2巻刊行

引用について

 そういった需要はまずないと思いますが、ここに掲載してある訳文を引用したいという場合は、典拠を明示していただければ連絡は不要です(訳文は後から断りなく修正する場合があります)。ただし、万が一レポートなどの調べ物の途中で辿り着いた学生の方がこのブログの内容を使いたいと思われた場合は、このブログの記述そのものではなく、引かれている文献を参考にするように(Wikipediaのケースと同様)していただきたいと思います。よくわからない場合は先生など指導者の方に相談してください。